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POM流!
ドラッグストア薬剤師成長戦略
ドラッグストア薬剤師の成長STEPを発信中!
仕事内容の役立つ知識を解説。
処方箋受付は、最初に患者と接する場面で、
安心して薬を渡せるように様々な確認が必要です。
スムーズな対応を行うために、以下の流れとポイントを押さえておきましょう。
処方箋の基本情報チェック
- 偽造処方箋でないことを確認
- 有効期限を確認(医師の記載がない限り「その日を含めて4日以内」)
- 処方医の情報、記名押印を確認
- 枚数、以下余白の記載を確認
- 麻薬処方箋の場合、患者の住所と麻薬施用者番号が記載を確認
この時点で処方ミスや疑義がないかを確認し、必要であれば医師に問い合わせを行います。
⚠️有効期限の延長は、疑義紹介で行うことはできません!

必要書類の確認
マイナンバーカード・保険証の提示
健康保険証(資格証明書)またはマイナンバーカードを確認
自費・公費・労災・自賠責の該当有無
特に公費負担が適用される場合は、適切な書類を確認し、誤請求が発生しないよう注意が必要です。
処方箋に保険証の記載がなければ、理由を患者もしくは病院に確認!
⚠️公費の種類によっては指定医療機関のみ対応可能なものや、上限管理表が必要なものがあります。詳しくはレセプトの項目で学びましょう。
⚠️公費の種類によって注意が必要!
指定医療機関のみ対応可能なものや、
上限管理表が必要なものがあります。
詳しくはレセプトを学ぶ必要があります。
お薬手帳の確認
お薬手帳がある場合、お預かりします。
電子お薬手帳の場合は、ワンタイムパスワードを発行してもらい、PCで内容確認しましょう。
薬の飲み合わせやアレルギー、副作用歴を把握するための大切なツールです。

お薬手帳は個人情報!紛失等に注意しよう!
来局履歴の確認
初めて、もしくは久しぶりに来局された場合には、基本情報を把握する必要があります。
安心して薬が使えるように、必ず、初回質問表を記入してもらいます。
💡記載を嫌がる患者には、口頭で内容確認しましょう。
残薬の確認
お薬手帳と処方箋を照らし合わせ、継続薬かどうかを判断しましょう。
慢性疾患の場合、飲み忘れによる残薬を確認し、薬の過剰を防ぎます。
💡臨時処方(風邪薬など)の場合は、残薬の確認を省略
ジェネリック希望と在庫確認
- ジェネリック希望の有無を確認
- 在庫の確認を行い、希望通りの薬が提供できるかを確認
- 在庫がない場合は、取り寄せ時間を患者に説明
患者の希望に沿った薬の提供ができるよう、早めに在庫状況を確認し、適切な対応を行います。
※在庫がないときの対応方法について詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
待ち時間の説明
患者の都合があるため、大体の待ち時間を事前に案内するといいです。
特に併設型ドラッグストアの場合、時間を潰す方法が多いため、
待ち時間を有効に使ってもらいやすいです。

ドラッグストアは買い物できる!

ショッピングモールなら色々できる!
✨まとめ✨
- 処方箋に不備がないか確認!
- 保険証・お薬手帳を確認!
- 新患や久しぶりの場合は、必ず初回質問表を記入、聞き取り!
- 継続処方薬は残薬の有無を確認 !
- ジェネリック希望と在庫状況を確認し、対応を検討 !
- 待ち時間を案内し、患者さんに配慮する!
処方箋受付は、患者に安心して薬を渡すための最初の段階です。
適切な患者対応がスムーズにできるように、事前に流れを意識しましょう。
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