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POM流!
ドラッグストア薬剤師成長戦略
ドラッグストア薬剤師の成長STEPを発信中!
仕事内容の役立つ知識を解説。
調剤の現場では、ちょっとした見落としや思い込みから大きなミスに…
本記事では、錠数カウントミスを防ぐための3つのポイントと事例を紹介します。

思い込みがあるかも?って考えよう!
1. 1シートの錠数が特殊なもの
一般的な薬は1シート10錠または14錠
ただし!
まれに8錠や12錠、15錠などのものがあります。

錠数カウントを誤ってしまうリスク💦
間違えやすい薬の例
- リパクレオンカプセル(12カプセル/シート)
- 炭酸水素ナトリウム錠(12錠/シート)
- リアルダ錠(12錠/シート)
- イトリゾールカプセル(8 or 10カプセル/シート)
対策
- ピッキング時にシート全体を確認し、数え間違いを防ぐ
- 箱をピッキング時、錠数を思い込まない(1箱100錠など)
- 自店にある1シートが特殊な薬を事前に把握しておく

イトリゾールなど複数ある場合は思い込みに注意
2. 外用薬の複数包装単位
外用薬のピッキングは、薬の全量を自分で計算!

複数包装単位(5g・10gなど)があるため、計算間違いのリスク💦
間違えやすい薬の例
- ヒルドイドソフト軟膏(25g・50g・100g)
- リンデロンVG軟膏(5g・10g・200g)
- アズノールうがい液(5mL・10mL)
対策
- ピッキング時に「g数」を意識して確認!
- 棚の表示を工夫し、違いが分かりやすいように!
- 複数あるケースを想定して思い込まないように!
クラシエの漢方(KBとEK)
漢方薬の中で、特にクラシエに注意が必要です。
クラシエには
- 1日2回タイプ(KB)
- 1日3回タイプ(EK)
があるため、処方内容と異なる包装をピッキング間違いしやすいです。

外用薬やクラシエの発注も間違えないようにね!
間違えやすい漢方の例
- クラシエ漢方の葛根湯(KB:3.75g/包、EK:2.5g/包)
- クラシエ漢方の小青竜湯(KB:3.0g/包、EK:2.0g/包)
対策
- 処方内容と包装単位(g数)をしっかり確認する
- 在庫管理時に、KBとEKが混在しないように保管場所を工夫する
✨まとめ✨
- 1シートの錠数が特殊なもの → シート単位の錠数をしっかり確認!
- 外用薬の複数包装単位 → g数を意識して確認!
- クラシエの漢方(KBとEK) → 処方内容と包装単位(g数)をしっかり確認!
思い込みによるピッキングミスが起こりやすいものです。
これらのポイントを意識して、ミスを減らしていきましょう!
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