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POM流!
ドラッグストア薬剤師成長戦略
ドラッグストア薬剤師の成長STEPを発信中!
仕事内容の役立つ知識を解説。
はじめに
ここ数年、医薬品の供給が不安定になり、出荷調整がかかることが増えています。
必要な薬が入らないと、患者さんの治療に支障をきたすため、
薬剤師として迅速に対応することが求められています。
本記事では、
- 「出荷調整の情報を調べる方法」
- 「入荷の確認方法」
- 「薬が入らない場合の対策」
についてまとめました。
1. 医薬品の出荷調整情報を調べる方法
まず、「この薬、今入るの?」と疑問に思ったら、簡易的に調べる方法 があります。
📝日本医薬品供給情報センター を活用する
このサイトでは、現在出荷調整がかかっている医薬品の情報を確認できます。
検索手順
- サイトにアクセス
- 医薬品名を入力
- 出荷状況をチェック!
ポイント
- 出荷調整情報は随時更新されるため、定期的に確認が必要。
- 卸業者の情報と異なる場合があるので、次の「入荷確認」のステップも大切。
2. 事前に卸に電話で入荷確認をする
出荷調整中の薬でも、卸に在庫があれば入荷できます。
そのため、卸に電話で確認することが大切!
卸への確認ポイント
- 現在の在庫状況
- 次回の入荷予定
- 供給が不安定な場合の代替薬の提案(他メーカーなど)

卸に電話しても責めないように!立場上ハラスメントになりかねません。
3. 入らない薬の対応方法
もし、卸に問い合わせても 「入荷できない」 と言われた場合、以下の方法になるかと思います。
① 他薬局からの購入
- 近隣の薬局に在庫がある場合、購入できるか確認する。
- 購入が難しい場合でも、在庫がある薬局を患者に紹介するのも一つの手。
- 地域の薬局間ネットワークがあれば活用する。

⚠️薬によっては薬局間の移動が禁止されているものもあるため注意!
② 他薬局に患者を紹介
- かかりつけ薬局が近隣にあるなら、そちらでの調剤を提案。
- 患者の負担を減らすため、薬局の所在地や連絡先を伝えてあげると親切!

患者によっては、住所近くの薬局のほうが都合がいい場合もあります。
③ 代替薬への変更(疑義紹介)
疑義紹介をして、代替薬の処方を依頼する。
⚠️事前に代替薬の供給が安定しているかは確認するように!

患者の了承は得ておこう!

現在、代替薬も連鎖で出荷調整になりやすい💦
✨まとめ✨
出荷調整情報を事前にチェック!
- 日本医薬品供給情報センター で検索!
- ただし、実際に入荷できるかは卸に確認する。
入荷が難しい場合の対応方法
- 他薬局からの購入や、患者さんへの薬局紹介 を検討。
- 代替薬を疑義紹介で提案 し、処方変更をお願いする。
薬が入らない時こそ、薬剤師の対応力が問われます。
柔軟に対応し、患者にとって最適な方法を考えていきましょう!
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